実家の父に会ってランチを食べてから、(妹家族は旅行中)秘湯の旅へ♫
先日通りがかった「八甲ラヂウム鉱泉」へ行ってきました。
鄙びた秘湯ムード満載です。県外からも湯治客が来ているそうです。旅館が隣接されてて
一泊食事付きで4500円くらい?かな。食事が好評なんだって。
48年くらいたっている古い鉱泉なので、デラックスな旅館と思わないで下さい。
まさに「つげ義春的秘湯」 マニアックなファンにはたまりませんでしょうね。ww
ひっきりなしに客が出入りするので、なかなかシャッターチャンスがなくて・・・(T_T)
驚いたのが、入浴料を受け取る人がいないこと。
勝手に200円を箱に入れるシステム! 性善説なのです。
お金を払わんでも入る人がいるんでしょうが、そこは各人のモラルで、っということなんでしょうね。
ラヂウムは、掘り出した温泉に付加価値をつけるためにオーナーさんが北海道の二股温泉のラヂウム岩を
購入したとのことです。
なんでも、象が「くる病」を二股温泉のラヂウムで治したという実話を聞いて、
導入されたという記事が掲示されていました。 だから関節炎や神経痛に有効なんだ。
「鉱泉」というのは、温泉よりも治療効果が高い泉質を意味するらしいのね。
湯治客が途絶えないのも、治癒効果が実感されるからで、クチコミで集まるらしいです。
写真をアップしますね。
誰もいない料金所 (私が透けて見えてる・・)
お湯の中から撮りました。 曇っていて良く見えませんが、目の前にラヂウムの岩があり、そこから
どんぶらこっこお湯があふれています。
加水していない本物のかけ流し。 しかも治癒効果抜群なのが身体に伝わってきます。
浴槽がかなり深くて、最初は怖い感じ。 鉄分質の黒っぽい湯なので底なし湯みたい。(´ε`;)
肌になじむツルツルしたお湯で、適温。 ずっと入っていたくなります。
お湯から上がって、もう4時間以上たつけれど、まだ体の芯からポッカポカしています。
地元の老婦人たちが、湯上りの脱衣所で方言満載で雑談しているのも味わい深いです。
都会の人が聞いたら「・・・?何語?」と首を傾げるでしょうね~(笑)
地元に愛される秘湯の親分格の鉱泉でした。☆.☆.☆.☆.☆.
冬に来られないのが残念。 雪が深いから、湯治するしかないか・・。