narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

支那そば

昨日の予告通り、夕食は支那そばです。
昔からアッサリしょうゆ味の縮れ麺を「支那そば」と称しています。
祖父の友人が映画館を経営していて、幼少期タダで桟敷に座って映画をみせてもらっていました。
だから昔の東映、松竹、日活の主な映画は強烈に記憶に残っています。
加賀まりこさん主演「月曜日のユカ」なんか、とてもスタイリッシュでモダンだった。
「和製ブリジッド・バルドー」と呼ばれていた彼女は、自由闊達で洗練されてた。

かたや美空ひばりさん主演の股旅ものも、それはもう~楽しい和製ミュージカルで、
共演の中村錦之助様の色っぽさと立ち回りの美しさに見惚れるばかりでした。
小林旭さんのマドロスもの「ギターを抱いた渡り鳥」とかね~
もう時代考証ハチャメチャで面白かった。超リアリズム。
浅丘ルリ子さんが必ず泣いて別れる霧の波止場~ボーーーーーッと船の汽笛が鳴るの。

東映時代劇全盛期の
各大御所の名だたる名演技を観られた幸運を語りたいのですが、話相手がいない。

映画は(小学校に上がるか上がらない少女時代の)原体験といえるものでした。
見終わってから、下の「文化食堂」で支那そばを食べて帰るという夢懐かしき日々。
あのころ、支那そばは大ご馳走でした。外食をする家庭がほとんどなかった時代だから。
あの頃の一番元気だった邦画時代を話せる友人がいたら、とっても楽しいだろうな~
私ほどみてる人、同世代でいるかな。

映画と支那そばは、常に連結しています。できるなら、映画評論家になりたいくらいでしたよ。
、、でも人が作った作品を評論するって、なかなか傲慢だし大変なことです。
「映画工房」の斎藤工さんと板谷由夏さんのスタンスは、クールでいいわね。

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ナメタガレイの煮つけ・支那そば(煮干し出汁)・三つ葉のお浸し・ナマコの三倍酢

明日は夫の命日で、墓参りをします。
父は持ち山の杉を3年ぶりに見てくるっていうので、お弁当を2人分(同伴の山崎さんの分)を作って
持たせるつもり。塩鮭と梅のおにぎりを作ろうっと♪北海道米「「ゆめぴりか」で。