narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

#俳句、川柳

無花果や

金平糖 無花果や身の丈に合ふ赤ワイン 金平糖分けて貰ひし月見かな 閉ぢこめし月光青きガラス瓶 行のごと銀杏黄葉(いちょうおちば)を掃き寄する 犬連れと挨拶交はす落葉降る 「山月記」読む教室の秋深む 長月の果実酒の実はゆたかなり

8月の俳句

夏休みマニキュア買ひし免税店 地下鉄の出口Aより星ながる 大花火異国の言葉覚へけり 現地ガイドの言葉せはしき残暑かな 八月の異国で祈る古戦場 地震(なゐ)あとの壁の亀裂や終戦日

大会

大会の弁当 昨年まで、夏季講習のため参加できなかった俳句大会に 今年から参加できることになりました。 転勤効果♪ 土曜日曜関係無しに講習してたから、前任校もその前も。 県内から有名な俳人が集まるハイレベル大会なので こちら、まったく得点が入らなか…

俳句結社の大会

H市で俳句結社の大会があり、参加。 同人と新人賞の大きな賞状と額を拝受。 ありがたいことであった。 かつて職場の同僚であったO先生と同時受賞。 個人的にも親しい方であったので、 懇親会で隣席になり、 これからのことも語り合った。 自分が最も面白い…

句会懇親会

懇親会 生春巻き、カルパッチョ、餃子、豚角煮、鶏ハム 石焼きビビンバ、サラダ、タラコソースの豆腐 チリワイン持参。 今日は行事のため、出勤日。 その後ダッシュで地元に戻り、句会及び懇親会に参加。 ここのお店、私が紹介したので気がかりでしたが、 み…

句会

チーズ入り卵焼き こうして、月一の定例句会ができることは、 本当に奇跡的なことです。 新幹線開通効果で期待していた、温泉ホテルなどの予約が すべてキャンセルになり、 休業に追い込まれるところもあると、ローカルニュースで言っています。 が、 命あっ…

入り彼岸

春の雪祈る子らの手やわらかし 笹鳴や木の虚にある土ぼこり 具だくさんのスープ煮ている春火鉢 停電の星の明るき余寒かな 繰り返す臨時ニュースや春彼岸 春時雨信号にじむ交差点 蕗味噌の苦さに集ふ夕餉かな

巻頭

俳句集より(穂芒は秋の季語です) 穂芒のしばらく傾ぐ瞽女の墓 (ほすすきのしばらくかしぐごぜのはか)

第9回葛巻町風と恋の俳句コンテスト

今日の献立 ○ホッケの塩焼き ○長芋と菊花の酢の物・野沢菜 ○大間のアワビの肝の佃煮 ○里芋煮(胡麻) ○雑穀飯 ○豆腐とわかめの味噌汁 仏ヶ浦の帰りに大間に立ち寄り アワビの肝を買ってきました。 鮮度抜群で安かった! で、酒と醤油、生姜を刻んで さっと煮…

学校祭の俳句

学校祭ブラスバンドの音会わせ 火の鳥の看板天を仰ぐ夏 そびえ立つ大看板や学校祭 手作りのクッキー売りや学校祭 学校祭模擬店の声発熱す 青春のロックバンドの大暑かな 学校祭敷地に並ぶパネル展 火を囲み余韻に浸る後夜祭 学校祭幼なじみも孫連れて 爪立ち…

俳句の会

受賞パーティー 今日は結社の大会と懇親会に出席。 えらい先生方にたくさん、ご挨拶しました。 なんか緊張・・・ みなさん、重鎮の方々ばかりなんだもの。 http://haiku-space-ani.blogspot.com/2010/05/blog-post.html 麦青先生、正夢見て、自分の受賞、確…

花曇り

フルーツキャンディー 昨夜は雪でした。 桜の季節だというのに、開花はまだ先のようです。 PTAの懇親会で夜遅く帰宅。昼は実家でランチ。 今日はこれから小テストの採点をします。 いただいたキャンディーは、絵柄の味で美味しい。 これ、上京したら買い…

3月俳句

早春の土のぬくみや樹霊塔 春の雪むかしむかしの子守歌 生けるものみなぎる気配春障子 うすやみの梅の白さや掌に親し いっぽんの干し鱈縄に吊られをり 流氷をつなぐ半島帯のごと 癒ゆる日や空の青さとチューリップ 初蝶の生徒の列へ消えゆけり しゃぼん玉や…

冬ぬくし

暖かな人の心や冬ぬくし ふくろふや無音無声の風匂ふ すれ違ふ人のマスクや白梟 亡き母の冬羽織着て座りけり 海越へしクリスマスカードのぬくみ

冬来る

市堀玉宗(いちぼりぎょくしゅう)さんのブログ ↓ http://72463743.at.webry.info/200911/article_4.html (ここクリックね) 疎ましき縁者のごとし冬来る(玉宗) 作者は、能登半島のお寺の住職さんであり、俳人。 所属している俳句結社の記念大会があった…

ジャズバー

ブルーノート 一句 ジャズバーの椅子に傷あと秋の雨 先日の句会で、高得点でした! 秋は、ジャズが似合います。

いまさら純潔など

鈴木しづ子句集 NHKBSで金子兜太氏、いとうせいこう氏と タレントさんや作家による「なんじゃこれ俳句」をやっていたということで、 持ち寄った俳句のプレゼンテーションを見たくて、ある方に頼んでコピー してもらった。 じゃんけんで負けて蛍に生まれ…

仄暗い

仄暗き廊下に冬の匂ひして 中川氏の訃報、驚く。 「北海のヒグマ」と呼ばれたお父上の死も大きな衝撃であった。 父子ともに、繊細な神経の持ち主であったための悲劇である。 政治はある意味、傲岸な精神と肉体を持ったものでなければ 乗り切れない場面が多多…

どんぐり

どんぐり どんぐりや終の栖にひとりをり 納棺の儀を終へしより秋の蝶 秋遍路両手で包む膝頭 赤とんぼくぐり抜けたる基地の門 もみじ降る平和祈願の仏の手 少年に秋風やさし秘密基地 信条は質素倹約きのこ汁 マスカット切子の皿に膨らみぬ 涼新た法話聞きゐる…

人生100年

今夜は、友人が栗ご飯をごちそうしてくれました♪ 器もお料理も美しくて、大満足! ご馳走さまでした~(~o~) 昨日は俳句結社の記念式典があり、黒田杏子さんの講演を拝聴しました。 俳人は平均年齢がとても高く、70歳の黒田さんはまだまだひよっこだと(笑…

雪また雪

春寒 春寒し大講堂の二部合唱 このところ、降っては止み、降っては止みの雪模様です。 休日なら問題はないけれど、 月曜日もまた大雪だと、電車? ってなことに。 携帯電車(笑) 高校生たち、携帯電話握りしめて、 友達と並んで座ってるのに、それぞれのケ…

暮れ早し

暮れ早し手を当てて切る鱈の腹 丸文字の葉書をもらふ小春かな 地下街の人待ち顔や返り花 この時期 よくいろんな返り花にひょっこり出会います。 一瞬時間がとまったような、なつかしい人に出会ったような気分になります。

教え子が句集出版。

カレイの煮汁で煮物。 ゆでじゃがのはさむそばからほぐれけり ついに、句集が出版されました。 私ではなく、教え子。 昨年、京都で会ったときに、そういう話は聞いていましたが やったね~~♪ うれしいです。自費出版じゃなく ちゃんと書店の平積みになって…

サブ~イ

煮込みうどん&クッキー 鳥曇微熱の続く夫とゐる (とりぐもり びねつのつづくつまといる) なんだか長引きそうな風邪。 今日も食欲がないらしく、かろうじて好物のいなり寿司を つまんで、おしまい。 あんまりうるさく言うと、不機嫌になるからね~ 病人は…

春の和え物

せりと春菊のごま酢和え 国道の一直線に春隣(はるとなり) 三月や悪童去りし用具室 波を生む春の波止場に発電所 春眠のせいにしている伏し目の子 春雨や阿修羅の背中見て帰る 屋上は立ち入り禁止花夕焼 旅立ちは光の中や春の空 南の地方では、もう桜の開花…

下萌

下萌や古木に大き力瘤 数年前、 家の桜の古木を 傷つけた人がいました。 塀をしない道沿いにあるので、 やろうと思えば、枝を切り取ることさえできます。 私は、そのえぐられた傷に マコモを塗り しっかり布で巻き、腐らないように注意しました。 そして 1年…

春の句

あらたまの空ひろびろとブーメラン まさをなる空粛々と雁帰る 石膏のダビデの像や日脚伸ぶ 国道の一直線に春隣 家電器のお知らせブザー春時雨 薄氷やさらりと嘘をかさねをり うすらひを沈めて漬け菜引き上ぐる 卒業期少し離れて教師立つ 雛の日の舌に溶けゆ…

地震百句

『きっこの日記』という人気ブログがあります。 以前にもこのブログを紹介しましたが、今日1月17日付けの日記を 読んで、泣きました。 数え切れないほどの人たちが被害に遭った阪神淡路大震災から、 12年目の今日。 きっこさんの俳句仲間のつながりで、…

新年俳句

赤ちゃんの指をくすぐる初湯かな 新年の月を宿せる床柱 手相見の紋付き袴去年今年 穢土浄土しずかにこぼつ実南天 ささくれの心にしみる蜜柑かな 指先のささくれ立ちて蕪干す 初釜の男点前や七事式 寒梅に頭を寄せる五、六人 なまはげの野太き声を迎えけり 姫…

赤きランプの・・・

上段:赤きランプの終列車 下段:雪蛍 今日の句会で、大失敗! 年惜しむ赤きランプの終列車 という句を作ったら、 年配の方々から、笑われました。 なんでも、春日八郎さんの歌に「赤いランプの終列車」というのが あるんだって~~(>_<) 知らなんだ。 我な…