#俳句、川柳
所属している地元の俳句会のお仲間の数人は、 かつて高校生だった時の恩師です。その中のお一人は、私のクラス担任でした。 当時、国語を教えていただき、大変お世話になった先生です。 学生運動激しき折、「三島由紀夫が自害した」と帰りのHRで告げた先生…
教え子が家に来ました。 10年前の卒業生で、当時、全国高校俳句コンクールで1位になりました。 毎年、盆と正月に訪ねて来てくれます。今は同じ俳句会の仲間♪ ランチの後、ずっと選句と句作りを楽しみました。 お椀の中身は、「いちご煮」です。 フォーチュ…
冬の俳句って、味わいのあるものが多い。 硝子戸に小さき手の跡クリスマス (大倉恵子) 子へ贈る本が箪笥に聖夜待つ (大島民郎) 佳句。好きだァ。こういうの作りたい。 先日つくった私の俳句は下に↓ クレヨンの金と銀とでクリスマス 子どもの頃、やりまし…
手も足もひきめき合ふて冬眠す (てもあしもひしめきおうてとうみんす) 冬眠のまなこ無数の土の中 (とうみんのまなこむすうのつちのなか) 立冬のココアをゆらす夜更けかな (りっとうのここあをゆらすよふけかな) 寝返りの髪からみあう冬の雷 (ねがえり…
農具庫の天井斜めつるし柿 (のうぐこのてんじょうななめつるしがき) 柿干すやそろばん塾の窓明かり (かきほすやそろばんじゅくのまどあかり) 不登校児のぽつぽつ話す時雨かな (ふとうこうじのぽつぽつはなすしぐれかな) 円座組む救命講習源義忌 (えん…
枕草子の一節の通り、台風明けの空の澄み切ったこと。 空気がおいしいです。すべての塵芥を洗い流してくれたよう。 9月の俳句 石垣の蟬の骸や代官所 (いしがきのせみのむくろやだいかんしょ) 神殿に呼気集ひたる月夜かな (しんでんにこきつどいたるつき…
初秋や雀の浴びし砂の跡 白砂の嬰のあしあと新松子 しんちじり と読みます。 梧桐や黒板に書くみすずの詩 (地位入選) ←今、これを毎朝拾っています。 ポトポト落ちて、大変(-_-;) 今日、職場に卒業生3人が訪ねてきました。 キャンパスライフの近況をあれ…
朝7時に墓参。婚家と実家と。朝から暑いです。 教え子と一緒にお昼ご飯を食べ、句作をしました。 デザートのフルーツジュレ これで投句締め切りに間に合ったわ♪同じ俳句会に所属している俳友として 切磋琢磨しています。仕事に追われなかなか継続できないよ…
お盆支度のお花OK. 迎え火の準備OK お墓の掃除OK、 お盆のお供物OK、お膳支度OK。 ライブ用の双眼鏡 アクティ HS8倍の支払いOK, 父のご飯OK 13日のお墓参りのあと、教え子が来るのでランチの準備OK, 14日の夜8時からの秋祭巡視。 15日誕生日。送り火 17日か…
昨夜はALTの送別会&文化祭の反省会に久々に参加した。 今月でNYに帰ってしまうALTは、今まで出会った中で最も仕事熱心で日本人的気質を もった女性だ。フツーのALTは午後4時までの勤務で帰る。休日はALT仲間と旅行三昧。 ドライなビジネス感…
つりしのぶとは、竹などの芯材に山苔を巻きつけ、しのぶ草を束ねて形を作ったもので、夏の暑さをねぎらうために家の軒先に吊るして楽しむものです。 買うと結構なお値段。 杉玉という縁起物もありますね。 昔の日本人って、こういう趣向を凝らして涼感を演出…
先日、H市で大会があり参加しました。 並み居る諸先輩の片隅で小さくなっていました。 俳人って平均年齢が高いのです。 好奇心と感性の賜でしょう。あやかりたいです。 宿題の句で選者さんから人位を拝受した拙句 ↓ 水にすむ命の波紋うららかな
春暁や蒸気の上がる炊飯器 刈りたての坊主頭の暖かし 花冷えのシャープペンシルすぐ折れる 木々を縫う夕立の糸つるつると 隣家より筍もらふ手籠かな 風光る小学校の行進曲 高らかに校歌斉唱桜咲く 桜蘂落ちて広がる波紋かな 今朝届く合格通知桃の花 春の香の…
昨日の膝痛は、今日の寒波の予兆でした。 するどいわ、我が身体。 今夜は、道がスケートリンクみたいでこわかった。 明日は早めに出勤しないと 先だってのように2時間渋滞に巻き込まれそう。 結社に出した俳句は、以下のとおり。 クリスマスツリーに結ぶ万国…
イカの腑焼きを作りました♪ 新鮮な腑だから、最高に美味。クサミも全くありません。 柚子胡椒とかんずりを入れてちょっとピリカラに仕上げました。 昨日は俳句会のお仲間と忘年会♪ 昼なのでノンアルコールビールでカンパイ! なんていうこともない献立でした…
友人からクリスマスプレゼントが届いた。 離れているが、心が身近に感じられる友だ。Tさん、ありがとう!! とってもかわいらしい! さっそくクリスマス仕様に玄関の置物も変えた♪ 私たちの年代って、高度成長の日本と共に育ってきた。 テレビや冷蔵庫とい…
今朝は、猛吹雪。 修学旅行生、近郊の高校が3つとも同じ新幹線で出発。 無事、出発したから良かった。 「こういうとき、龍神様の守りがないと悪天候になる・・・」と隣席の同僚に言うと、 「主人が、同じ時間に出発しました・・・」 わぁ! そういえば他校…
昨日の句会の「席題」が 山眠る 私の詠んだ句 山眠る逝きし女優の幸不幸 92歳で ご逝去なさった森光子さん。 「時間ですよ」のおかみさん役が一番印象に残っています。かわいくて人柄の良さがにじみ出ていました。 泰然自若とした季語と幸不幸の取り合わせ…
くるまれて葡萄の眠る冷蔵庫 カンナ燃ゆハングル文字の貨物船 火星にも水の名残りや芋嵐 秋暑し地響きたててキャタピラー(主宰に選ばれた句) 朝から雨。出張です。 くるぶしを片手でさするそぞろ寒 家中に森の香りやきのこ飯 きのこ山出会い頭の牛の角 秋…
○ くるぶしを片手でさするそぞろ寒 ○ 顔剃りに出血をしてそぞろ寒 ○ 家中に森の香りやきのこ飯 ○ きのこ山出会い頭に牛の角 ○ ハロウイーン魔女の箒の見え隠れ ○ 無花果にシナモンいれて少しおく ○ 紙漉に金平糖の星光る ○ 晩秋の風を身籠もるアコーディオ…
今日から9月だというのに。。やっぱり暑い! 朝から歯科。左上の奥歯の治療で2時間口を開けたり閉めたり。 口中洞窟・・・一句できたよ。 歯根なき空洞にすむ秋の風 さらにもう一句。 仮の世の仮歯で啜る冷やそうめん ホントは冷麺→ 来週は、白い歯を詰め…
アコーディオン 晩秋の風を妊るアコーディオン 青蜥蜴地球の皮膚の尻尾振る 明け方のパセリ光を撥ね返し 巨樹倒れ水面に映る苔の花 包まるる水の記憶や金魚玉 新緑の匂ひを連れて帰りけり 丸ごとのトマトを囓る誕生日 くるぶしをなぞれる指に晩夏光 影のなき…
墓参を早朝にしました。 帰ると雨が・・・。早くお参りして良かったわ♪実家と婚家と両方ですが、近くなのでラクです。 それから 教え子達とのランチの支度。掃除。汗がにじみます。I君が、仕事の都合で遅れてきました。 メニューはステーキ・フライドポテト…
小鳥来て幸福少し置いてゆく 作者は、高浜虚子の孫娘、星野椿さんという方です。 さすがに佳い句をお詠みになるものだ。 朝方、目覚めるとスズメの囀りが聞こえ、あ、ごはんをあげなきゃ、と起き上がり 寝ぼけ眼で玄関を開けて、庭の隅に餌を撒きます。 以前…
某ホテルで、地区俳句大会がありました。 はじめに、お世話になった先輩俳人のみなさんに、お辞儀をして歩きました。 さて、結果ですが 「地位」に選ばれた句が一句ありました。 木々を縫ふ夕立の糸つるつると 席題では「佳作」に一句入りました。 灼けてゐ…
俳句大会の懇親会 なんと! 初めて「天位」を頂戴しましたよ♪ 行く春や縄文遺跡坂の上 という句。選んでくださったY氏に感謝です。 このところ、ずっと低迷していたので、やる気が出ました。 ここ、H市プラザホテルが、今のところ一番お料理が美味しいホテル…
餅花 餅花のかがやく南部奥座敷 門打ちに鹿の来てゐる小正月 蹠(あうら)はや感覚のなし松藻摘む 剪定の鋏の音や観世音 薪ストーブに迎へられたる友の家 かね下駄も馬橇の道も遠くなり 梅一輪媚びず同ぜず諂(へつら)はず 仮の世に何を残すや鏡餅 鏡餅木の…
忘年会 これから続く忘年会。 今夜はお仲間と句会の後に忘年会がありました。 四句の中で点が入ったの二句だけ。 パンの耳切り落としたる小春かな (◎の人が3人♪) 冬かもめテトラポットに一羽づつ ・・・自分の生活実感を詠んだとて必ずしも共感が 得られ…
狼のごとしひっかき傷舐める 寒月光沈みゆく街照らすべし 枯野ゆく雨のけはひの股関節 立冬のホワイトシチュウ鍋深し ラ・フランスまだ見ぬ異国口の中 冬薔薇両手しづかに歳をとる 霜枯れの回転木馬さびしけり 喧噪の1年2組落花生 湯豆腐のさめてをり大宴…
『悩むことはない』金子兜太氏 戦争を生き抜いていらした方々は、達観していらっしゃる。 水木しげる氏、金子兜太氏。知人で満州から引き揚げていらした方々。 すべからく、生きる力に満ちあふれている。 毎年、3月には横浜の某大学でお会いできていたが、 …