narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

「甘やかす」と「甘えさせる」は、どう違うのか


12月に入ってから、とんでもない犯罪が

立て続けに起きています。

フォトンベルトの影響で、地球の自浄作用によるもの

だとは言っても、こんなにひどいことになろうとは・・・

子どもは、ますます外で遊べなくなりました。

都会で起きたことが、次の日には田舎でも連鎖するように

なりました。

セロトニン欠乏脳」

有田秀穂教授が2002年の調査をもとに、

豊かな生活環境の中で甘やかされて育った子ども、

特定の問題児ではない、おとなしい子どもが

自己抑制をできずにキレるようになったと発表しています。

少子化により、親が溺愛するあまり、基本的なしつけさえ

できなくなりました。

親が子どもを支配下に置き、甘やかした結果、

何でも許されると錯覚して育ち、

成長して大人になってしまうのです。

ニートやひきこもりは、親の経済的援助がなければ成り立ちません。

親がいなくなれば、子どもは必然的に自立せざるをえません。

しかし、親は子離れできず、子は親離れせずに、安穏とした

悪循環の日々を送っているのです。

周囲を見渡すと、そんな家族がいっぱいです。

何か不都合が生じると、「自分の子は悪くない」と責任転嫁ばかり。

当然そんな親を見て、子どもも同じように、

自己を正当化してばかりです。

叱ることさえできなくなった学校。怒る先生は、悪者扱いです。

過干渉のあまり、子どもの言いなりになる親。

いったい、子どもの道徳心は、善悪の判断は、誰が教えるのでしょうか。

昔は遊びを通じて、人との距離感を学ぶことができましたが

今は他者との軋轢に弱く、すぐに感情を爆発させ、暴虐な行動に走ってしまう。

脳内でつくられるセロトニンが欠乏しないためには、

朝日を浴びる、早朝の呼吸法、継続的なリズム運動が効果的です。

そして何より大切なのは、食事。

コンビニ食は、共稼ぎ家庭では手っ取り早いですが、

キレる子どもをつくります。

地元の野菜たっぷりの新鮮な食材で、家族が食卓を囲むことが

素直で健康な子どもを育てます。

低体温の子どもは、すぐに疲れやすく集中力がありません。

目に輝きがありません。

ダ・ヴィンチ」1月号をパラパラめくっていたら、

ほりだし本の紹介記事がありました。

『子育てハッピーアドバイス』 明橋大二 著

マンガとイラスト入りのわかりやすい子育てマニュアル本です。

こういう本も必要な時代なのか・・・と暗然としました。

いっそ、日本が飢餓の国になってしまった方が、

全部リセットできて、本当に大切なことを気づくのではないかと

思うのです。

そして、そういう日が目前に近づいている予感もあるのです。