narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

#俳句、川柳

御嶽海関の涙

今日はお天気も良く、1時間ほど清掃奉仕してからの句会でした。 結構な(-_-;)汗をかきました。 一句 噴水の前で広げるお弁当 終わってから夕食。 ちょうど御嶽海関の相撲が。長野県出身として初めての優勝力士! 勝ち方も堂々として貫禄がありました。 インタ…

7月の俳句

号外の死刑執行火蛾の群れ (ごうがいのしけいしっこうひがのむれ) ブラウスの腕まくりして大蛾掃く (ぶらうすのうでまくりしてだいがはく) 裏庭にしづかに生まる茗荷の子 (うらにわにしずかにうまるみょうがのこ) もぎたてのトマトにかぶりつく故郷(…

6月の俳句

青梅の転がっている通学路 (あおうめのころがっているつうがくろ) 青梅の産毛生へたる空の中 (あおうめのうぶげはえたるそらのなか) ジャンプして青梅ひとつ籠に入る (ジャンプしてあおうめひとつかごにいる) 梅雨湿りチョークの粉のとれにくし(つゆ…

十和田倶楽部で

ランチ句会 倉石牛のハンバーグが、柔らかくコクがあり、とても美味しかった(^^♪ パーティーや句会ができるお部屋があるので、利用しやすい。ここは以前、原燃保養施設だったので、建物や内装が豪華である。 どんだけお金かけていたんだか・・・(-_-;) 原燃…

4月晩春俳句

スパイクの空へ飛び出す春はじめ 呼べば来る子犬の震へ春の雷 制服を脱ぎ棄てる部屋春の雷 陽炎や百葉箱に線量計 1人ずつ名前呼ばれて巣立ちゆく 日を浴びてヨガのポーズや牧のどか 海昏れて海のにほひの花万朶 自画像の遠きまなざし春惜しむ 春惜しむ泥に汚…

卒業式

3月1日(木) 雪から雨へ ひとりずつ名前呼ばれて巣立ちゆく 卒業のアルバムを手に別れけり 明日からは母校となりて卒業す ふりむけば母の笑顔や卒業す 雪解けの空あざやかに卒業す 下駄箱に名前残して卒業す 日常が思い出となり卒業す← 卒業生作

金子兜太先生

20日夜11時過ぎ、金子兜太先生が亡くなられた。 ちょうど、昨日のブログをアップしていたころだった。 98歳。 3月10日に、お会いできることを楽しみにしていたのに・・ あんなに子どもたちに慕われた俳人は、いない。 ご冥福を祈り・・・・茫然自失・・・ 兜…

キャッ!ウレシイ ほめられちゃった

しばらくパッとしなかったのですが、 久々に主宰に評価されたのが、この句! もっきりに口をとがらす鍋奉行 映像的なんだろう。 他にも、同人の方が私の句を選んで下さった。 線香のこぼれ易さよ秋の雨 「線香のこぼれ易さ」に線香その物の細さ・脆さと燃え…

1月2月の俳句

小正月朝一番の露天風呂 こしょうがつあさいちばんのろてんぶろ 唇の荒れし少女や毛布抱く くちびるのあれししょうじょやもうふだく ドローンを見上げてをれば寒鴉 かんがらす 柾葺きの石置き屋根の寒鴉 まさぶきのいしおきやねのかんがらす 大寒や白き茶花…

雪の門

遮断機のドサリと重き雪の門 (しゃだんき) ラジオから笑ひ声雪降りつもる 青胡桃秘密はすぐにばれるもの (あおぐるみ) 吸ひ物の蓋は朱の色年用意 (すいもの ふた としようい) もっきりに口をとがらす鍋奉行 (なべぶぎょう) 教頭が「服務規程の徹底」…

凩(こがらし)

凩や腹に斜めの傷深し (こがらし) 白鳥の声を探して窓あける 風花を閉じ込めてゐる宝箱 (かざはな) 冬カモメ漁村の苫屋寝しづまり (とまや) 冬の星閂(かんぬき)を抜く五体かな 堤防の先頭に立つ冬カモメ 冬帽子裸体あふるる絵の列に・・・これが最高…

栗剥くや

栗剥くや古新聞のテロの記事 (くりむく ふるしんぶん) 旅終へてここが棲家や栗ごはん (すみか) ムートンの靴に履き替え冬支度 (ふゆじたく) 寄れば去る羽音のあはれ秋の蝶 (はおと) グラタンのこんがり焼けて秋日和 (あきびより) コスモスや金剛杖…

地下壕

地下壕はここにありしや秋桜 (ちかごう あきざくら) 年老いて阿吽の呼吸とろろ汁 (あうん) 十三夜肩越しに見る涅槃像 (じゅうさんや かたごし ねはんぞう) 宵闇やスポーツジムの販売機 (よいやみ はんばいき) 黒板の粉吹き飛ばす初嵐 (こくばん こな…

うつせみ

空蝉を持ち帰る子の目の光 (うつせみをもちかえるこのめのひかり) いつまでも終はらぬ会議蝉しぐれ (せみしぐれ) 盆踊り帰る故郷のあればこそ (ぼんおどり こきょう) 線香のこぼれやすさよ秋の雨 (せんこう) 大銀河ほど良き距離の出湯小屋 (だいぎ…

5月6月

教室に近き向日葵まづ咲きぬ 雲の峰投げ出す足の白さかな (くものみね) 梅雨寒や人影うごく焼却炉 (つゆさむ) 短夜や帆船瓶を抜け出せず (みじかよ はんせん びん) 短夜やエミシの村の一揆の碑 (いっき ひ) 草いきれここより先は線路なし 五月雨髪の…

月見草

俳句のお仲間が胆管癌で亡くなりました。 3ヶ月ほど入院治療なさっていて、元気で退院なさると思っていたのに。 70歳代でした。 今夜はお通夜で、皆で弔句を作り代表の方が詠みました。 誠実で穏やかなお人柄、信望が厚い方でした。 友の逝く道のさゆらぎ…

チキンカチャトーラ

チキンカチャトーラ(イタリア語)とは、狩人風鶏肉トマト煮込み料理のこと。 じっくりじっくりコトコト煮ました。大豆水煮も入れたのでヘルシー(^^♪よ。 これ、パスタにもチキンドリアにも応用できるので、作り置きすると良いです。 早起きしたので作りまし…

4月の俳句

兼題 春の宵 幹も枝も紅く染まりし春の宵 (みきもえもあかくそまりしはるのよい) 連山に淡き境目春の宵 (れんざんにあわきさかいめはるのよい) 文字盤は10時10分春の夜 当季雑詠 木の香り校舎に満ちて入学す 啄木忌少女の弓の撓る音 (たくぼくきしょ…

雁風呂

「雁風呂(がんぶろ)」という季語があります。仲春の季語。 青森県外ヶ浜の伝説。 雁は、秋に渡ってくる時、海上で羽を休めるための木片を銜えて来るが、春に帰る時、その木片を拾っていくといわれています。 疲弊して帰れなかった雁もいるので、春に雁が帰…

やんしゅうのふるさと自慢茶碗酒 角曲がる手押し車に春の雪 春の雪商店街の良い匂ひ ほっぺたを丸めて飛ばすしゃぼん玉 名画座を一歩出づれば春の雪 開け放つ鰊番屋の自在鉤(あけはなつにしんばんやのじざいかぎ) 訛り声波止場に集ふ鰊漁(なまりごえはと…

ほうれん草

ほうれん草ポパイの太き力瘤(ちからこぶ) ほろ苦きほうれん草の深緑(ふかみどり) バレンタインチョコレートにもある格差(かくさ) 燃えるゴミ袋両手に春のお辞儀(おじぎ) 春うららぺたんと座るおばあちゃん 描きたる未来予想図年の暮 ↑ 昨年つくりま…

12月1月の俳句

出汁がおいしい一汁二菜 夕映えの甲田の雪の家路かな 亡き夫の好物を盛る年の暮れ 「金」の文字大書する僧師走かな ポケットのメモを取り出す師走かな 氷柱もてチャンバラごっこもう在らず 大寒の膝かたくして厨ごと 大寒やバタバタたたむパイプ椅子 おみく…

秋冬の句を

先生と呼ばれし月日草の花 あんを練る指の弾みや秋彼岸 日射し受け葡萄の房のたわわなる 秋の教室昭和生まれは私だけ いろは歌黒板に書く秋日和 すりおろす林檎の音や母なき子 短日や父の書斎の窓明かり 巻頭に「一日一生」日記買ふ あれそれと買ひ物ばかり…

十三夜

実家から戻ると、9時近かった。 お風呂のスイッチを入れて、明日のお米をとぎ、「実家でもこっちでも米とぎ婆ぁだ~」とつぶやきながら 明日の総菜の仕込みをして、いま、ブログを書いています。 ふ~~~と一息つきながら、ブロガー仲間の友達のところにコ…

神無月

トーストのバターの香り秋澄めり 野地蔵に花を手向けし神無月 境内のふるまい酒や菊花展 をちこちにポケモンGOの夜長かな 台風過地球のくぼみひかぬまま イチジクのコンポート

初物

茹で栗のはみだしさうな盆の上 隣の家からもらった茹で栗のほの甘さ。 この頃、休みがちな某先生の授業の肩代わりをして むっとなってる心をやさしくときほぐしてくれる栗の甘さ。 っなんだよ~急に休むなよ~何度も~

あん

あんを練る指の弾みや秋彼岸 日射し受け葡萄の房のたわわなる 秋の教室昭和生まれは私だけ いろは歌黒板に書く秋日和 (あきびより) 先生と呼ばれし月日草の花 (くさのはな) 仙台銘菓「萩の月」

うなじより

先日の出張先で地元新聞に紹介された拙句を教えていただきました。 8月22日月曜日の夕刊。 うなじより髪伸びてゆく残暑かな 9月になってもまだ続く残暑。汗でぐっしょりなりながら帰郷しました。 姪の仏前での結婚披露宴は最高でした♪ お天気も最高だっ…

野分のあと

庭を掃く野分のあとの青い空 空が澄んできれい。 昨夜の暴風雨がウソみたい。 2時間かけて庭の掃除をしました。 今終わったところ。 今日は、消防署の防火標語の審査で9時まで行けばいいのでラッキーでした。 木が倒れずに、我が家のぶどうもイチジクも柿…

句会

久しぶりの句会で、お弁当が出ました。つや姫の舞茸飯が美味。 夕食に父にも♪ デザートは、干し柿と桃のヨーグルト和え 今日は高得点をゲットしました♪(*^^)v 大銀河ほど良き距離の出湯小屋 (だいぎんが ほどよききょりの いでゆごや) 迷ひなど微塵も見せ…