narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

参鶏湯(サムゲタン)

🔷 晩ごはんは、参鶏湯など。

昨夜の美しい満月は、雲間に隠れて今日は風が枯葉を落としています。さっき黒い影がタイヤの下にあって「蝙蝠?」ギョッとしてみると、イチジクの葉っぱだった💧

さて、今夜はじっくり煮込んだ参鶏湯。韓国鍋料理の定番です。コラーゲンたっぷり♪お肌が一段と艶めきます(笑)鶏肉の中に高麗人参、もち米、松の実等を詰めて煮込んだので、薬膳料理と言われます。父は高麗人参を完食しました。

器は織部焼にしました。実家に持って行ったの。





🔷 ショートエッセイ

ちょっとした雑文を書きました。「災難」という題名です。



3月に公民館で転倒し、市立病院に救急車で運ばれました。頭も打ったのですが幸い脳波に異常なく、肘の骨折で加療しました。以来、公民館には行っていません。床の突起部分は修復したそうですが、何となく気が重くて行く気になれません。
一難去ってまた一難、11月の文化センターでの市民文化祭の撤去作業中、背後からパネルの脚が落ちてきました。背後からいきなり。首と背中に衝撃が走り、診察の結果、むち打ちと打撲でした。ちょっとずれれば頭に脚が刺さるところでした。これ以上、ダブルパンチの事故はご免こうむりたいと父に言うと、ごはんを食べながら
「乗り越えていくんだ。」
「うちの爺さんの歳より、おれは十歳も生きた。あなたは、おれをさらに乗り越えていきなさい。」
戦時中、苛酷な体験を重ねてきた父の言葉が重く響きました。同時に気持ちが落ち着いて軽くなりました。持病のある身なので父以上に生きられるかどうかわかりませんが、腹が据わりました。
平凡な人生をつまらないと思っていた若い頃と違い、平凡に生きることの大変さ、素晴らしさを実感する日々。俳句を通して学んできたことも多々あります。足元のひそやかに咲く一輪の花のきらめきこそ、活力だと感じています。


百近き父に茶を汲む冬ぬくし