🔷 気温12℃。
ずっと雨が続いています。畑や田んぼには慈雨ですが、こういう乱気流だと体調が悪くなります。膝がきしむ💦
気分を変えて音楽を(^^♪
大瀧詠一さんの「君は天然色」何度聴いたことでしょう。私の青春期は邦楽も洋楽も素晴らしくてラジオの深夜放送で彼らの楽曲を受信するのに苦労しました。田舎では圏外で電波がなかなかとれないのよ。ラジオにどえらいアンテナ張って、お布団の中でバレないようにイヤホンつけてさ。ラジオから洩れてくるニッポン放送「オールナイトニッポン」だのTBSの「パッキンミュージック」だの「はっぴいえんど」「キャラメルママ」70年代から80年代は音楽が私の思春期を彩ってくれました。憧れはFM東京だったりして((笑)ラジコなんてない時代だし。上京して日比谷野音で彼らのライブを観たのは最高の思い出です。
あの頃インベーダーゲームが流行り出し、コンピュータとシンセサイザーサウンドを創り出したYMOにはあまり興味がなかったけれど、演奏技術は天才的集団だった。大瀧さんは職人的。65歳でお亡くなりになったのは本当に残念でなりません。お元気だったら、松本さんや細野さんらとどんな楽曲をつくったかしら。今、Youtubeの立体音響で大瀧さんのアルバムを聴きながらブログを書いています。
「ハートカクテル」という洒落たコミックアルバム(わたせせいぞうさん)と大瀧さんの「君は天然色」とのコラボは、アメリカのポップカルチャーそのものでした。名曲「A LONG VACATION」の本はカラー刷りが美しく高価でバイトして買ったのを思い出します。あの本、引っ越しの時になくしてしまった💦
「君は天然色」って今聴いてもスゴイ!何度も転調を繰り返し、コード進行が凄すぎ。まるでジェットコースター。E→Dのイントロ、D→E→D→E A→G 6連打のハードモードでキメている, 符割りがすべて違い、サビもすばらしい。エンディングのメロディーはレクイエムだ。
後で知りましたが、当時、松本隆さんの妹さんが急逝して歌詞を作れないと辞退したら、大瀧さんが「いつまでも待つから」と3ヶ月くらい待ってできた歌詞なんですって。だから不穏な感じの6連打もエンディングの意味があることだと。♬「思い出はモノクローム 色をつけてくれ♬」この歌詞は悲しい。
昨日のブログで紹介した村下孝蔵さんも、大瀧さんの楽曲も凄い。何十年たっても蘇るパワーがある音楽。リズムも歌詞もメロディも決して褪せない。