narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

新学期


新1年生の副担任になりました。
入学式も無事におわり、今日は
始業式やら対面式やら服装検査やら、
部活紹介やら身体測定やら、落ち着かない一日になります。

明日は課題テストがあるので、その合間に病院で検査。
午後から出勤してテスト採点をします。

新入生、まだ猫をかぶっているかもしれませんが(笑)
いい感じです♪これから一年間、楽しく厳しく
授業をしたいと思います。おニューの制服がかわいい!

高校の授業料の無償化、子ども手当など、
ばらまき政策が無駄遣いにならなければいいのだけれど。
親の中には
すべてが「タダ」とかんちがいしているのもいるようで、
「なぜ、諸経費やPTA費を出さないといけないの?」と
不信感をあらわにする人もいたり、生徒から問われて、
唖然としました。

こういうの、逆効果じゃないかな。
むしろ、子どものための奨学金を多くあげた方が、
無償化や手当よりも「国のお金」を有効に活用することに
なるんじゃないかしら。貧富の差によって
教育の格差が顕著になっているのだから。。

例えば、私立高校の場合、
親の年収の金額に応じて変わるそうで。
本県の場合、都内のように東大合格率が高いから、とか
慶応や青山の附属のエスカレーター式の私立高校という
のじゃなくて、公立の滑り止めで受験するケースが
多いので、親の負担はかなり増えることになり、
甚だしい「格差」が生じることになります。
経済的に恵まれた子供ばかりが私立高校に行くわけでは
ありません。
一方、貧困家庭の子供は
働きながら学校に行きたくても、
国は「高校改革」の名の下に定時制高校の統廃合を進め、
門を閉ざしていきます。
子ども手当を中学卒業と同時に打ち切られ、
進学の道も打ち切られます。

定時制高校にも入れず、就職も出来ず、
ただ命を繋いでいる子供たち。
彼らが結婚して子供を作った時、26,000円の子ども手当
果たして教育費に回されるでしょうか。

貧困層の子供たちが返さなくていい奨学金にした方がいいと
私は思います。