narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

火事場泥棒

「住民が避難して不在の隙を狙った“火事場泥棒”ともいえる空き巣被害が相次いでおり、
県警常総署が警戒を強化している。」というニュースに、やはり・・・こんな世になってしまったか、と
心が寒くなってしまった。
東北の地震津波の時には、助け合いこそすれ、そういう話は聞かなかっただけに、
長い経済不況で、失業者や低所得者が増加し、荒んだ心を持った人間が横行するのではと懸念していた。
羅生門』という芥川の小説に、平安末期の百鬼夜行の行状が描かれているが、今の世と重なる。
あの小説は、鴨長明の『方丈記』を参考にしているので、天災やら世情の不安定により人間の善悪の観念が混沌としてきて自分が生きるためには「何をしてもかまわない」という究極の生き方の選択をテーマにしている。
まさに、今のこの世も末期的症状を呈してきた感があり、日本人の美徳もこれまでか、と落胆してしまいたくなる。

そうならないように、せめて自分ができることをしていきたい。
希望を捨てたらおしまいだ。
風邪薬を飲み、温泉で身体をあっためてきたら、だいぶ楽になった。
(^o^)ノ < おやすみー

ナガノパープル 初めての味。すっごいよ!

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