花束。
昨日も送別会。
たくさんのプレゼントと花束をいただき、
かたじけなくて、感激して家に帰ってきました。
車庫に車を入れて、裏戸から車中の荷物を
何度か出したりして、バタバタしていたら、
夫が怒り出して、
「うるさい!何度ドアの音させるんだ!」
私も、ごめんなさい~とあやまれば良かったんだろうけど、
カチンときて、
「何、やきもちやいてんの!」と言ってしまったのです。
このごろ、時期が時期で、連日の飲み会で家に居なかったし、
花束やら、贈り物やらいいただくことが重なっていて、
私は、「ゴキゲン」でした。
夫は、もう働いていません。
地元に住んでいなかった時期が長かったため、
交友関係もありません。
実母と同居しているうちは、まだ良かったのですが、
亡くなった今、日中は夫一人です。
楽しみは、読書とお酒。
話相手は私だけですので、
仕事から帰ると
その日のできごとを、聞かされるのです。
いわば、主夫業。
逆転しているので、バランスの取り方が悪いと
いさかいの種が生まれます。
今回も、そういうわけで・・・孤独な夫は
私のそういうの、おもしろくなかったんだと思うのです。
男の人って、自分の方だけ向いててほしいんじゃないかしら。
私が外でなんやかんやつきあいが増えると、不機嫌になるのです。
だから、つい・・・私もよけいなこと言わなきゃよかった。
夫は、テーブルに置いてあった花束を、私の胸めがけて
投げつけました。
一本のバラの花が、ぽっきり折れました。
「そんな花、ここに置くな!!前のも捨てろ!!」
いったん言い出したら聞かない夫です。
しようがないので、お茶室にお花を飾りました。
古いのもこちらに移しました。
部屋中、お花の香りでいっぱい・・・
この香りを、二人で楽しみたかったのですが・・・
昨日も今日も家庭内別居です。
こんなことが、時々ありますので、私にとって「夫」が修行。
逃げないつもりですが、どうしてもやりきれなさがこみあげてきます。
一馬力の私の給料は、すべて夫が管理していて、
自由になるお金がありません。
月に2万円が「おこづかい」として渡されるだけです。
老後のためと夫は言いますが、交際費として出費がかさむと
文句を言われるのは、納得できません。
以前は、私が管理していたのですが、
「おまえは使い放題だ!」と夫が口出しをするので、
任せたのですが・・
売り言葉に買い言葉。
夫婦げんかは犬も食わない。
しばらくしたら、また元に戻るのでしょうが、
花束に・・・ごめんなさい。