縫道石山(ぬいどういしやま)
先日行った「仏ヶ浦」関連の話です。
「ぬいどう食堂」のランチを食べながら
おかみさんから伺ったことによると、
縫道石山には、天然記念物に指定された
地衣類「オオウラヒダイワタケ」という
きくらげみたいな植物があり、
医学者が探索に
大勢来ていたという話です。
とても興味深く
なんだか、
東北のロマンを感じます。
そのコケ類
薬効があるんじゃないかな。
ガンを抑えるとか。ハゲに利くとか。
ネット検索してもそういう情報がどこにもないけれど、
もしかしたら、某製薬会社が開発してて丸秘扱い
になっていたりするかもしれません(笑)
今、日本の麹菌とか、昔からの菌(微生物)が
世界で注目されていて、
この奇岩とも言われる石山の名前の由来が
実はアイヌ語の「貴重な食材」を意味する語源で
ヌイドウという言葉を残しているとか、
誰かが書いているのです。
アイヌ人は、もとより自然派(太陽信仰)だから、
山の植物を薬品として活用していたのは
明白だと思うのです。
もし、私が製薬会社のオーナーなら、
みちのくの最果てのこの地の地衣類を採集して
速攻、専門的に科学分析させているのに。
それくらいの価値が
無数に眠っている土地だと直感します。
地元民は、気づかずに粗雑に扱っているものが、
ノーベル賞につながる「お宝」だったり。
ああ!
東北のロマン!
この岩山の不思議な形を見ると、ますます想像が
ふくらむのじゃよ。