narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

9月21日(水)気持ちの良い朝。

昨日はPCメンテナンスのため、使用不可でした。

よっぽどネットカフェにでも行って更新しようかとも思ったのですが

仕事に専念してたら、行けなくなりました。

今朝は、静かでとても気持ちの良い朝です。

こんなおだやかな日が、ずっと続けばいいなあ。

昨日、夫がすごい話を聞いてきました。

時々行く食堂の40代の息子さんが昨年亡くなったのですが

その理由が、結婚を反対されて自殺をしたのだそうです。

車で橋からダイビングしたと。

お母さんと一緒に食堂を経営していた息子さんでした。

お母さんは、どうも結婚相手の女性が気にいらなかった

ようです。

もう40代の男なんだから、なぜ反対を押し切れなかった

のでしょうか。母思いのやさしい人だから、

相当苦しんだ末のことだったのでしょうか。

死ぬほど好きなら、なんとしても母親を説得したら良かったのに、

お気の毒でなりません。

お父さんに先立たれ、息子と二人三脚でがんばってきて、

これから幸せになるはずが、

逆縁によって、お店の維持が困難になり、もう閉店しなければ

ならないそうです。

その食堂のあるあたりは、子どもの頃は町の繁華街でした。

でも、どんどん廃れていって、今は「シャッター商店街」に

なっています。

ほとんどの店が、シャッターを閉めたまんまです。

たまに開けてあるお店は、高齢の経営者が細々と維持しているのですが、

お客の姿は、見えません。

持ち家だから可能なのでしょう。

地元の人は、車で隣町の大型(イオン系)のストアーに買い物に

行きます。こじゃれたプレゼントを買おうとしても歩いて行ける

お店には何もないのです。

こういう地方都市が、増えてきています。

これから先、私の住む町は退職者のベッドタウンと化し、

若者はふるさとを離れていかざるをえないでしょう。

「町の活性化」を叫んでも、空回りしている状態です。

だいたい、若者にとって魅力のあるスポットがないですもの。

目先の利益にとらわれて、文化を育てて来なかったツケが

来ているようです。

子どもたちが快適に利用できる文化施設(図書館とか美術館

博物館、文学館、研修施設)を充実させて、子どもの感性を

豊かにする教育がほどこされてこなかった。

なにかっちゃ、道路整備やらの建築業界よりの町づくりでしたもの。

経済効率優先の社会は、どんづまりです。

こころを育てることが大切だと思います。

いつだったか、新幹線で隣りあわせた某食品会社の幹部が嘆いていました。

「ハム・ソーセージ部門」の責任者だそうで、本社から売り上げが

少ないから、なんとかしろ!と尻を叩かれるのだそうです。

「ヨーグルト部門の売り上げが激増して、ブイブイですわ~」と

しょげて本音をもらすのです。

担当部門の熾烈な競争を強いられるのは、大変なストレスでしょう。

ハム・ソーセージ類は、シェアが固定されているから売り上げ増は

無理なのに。

「消費者が、添加物だらけのものじゃなく、本物を望むのであれば

転換は可能です。でも、ニーズが少ない・・・」とも。

ああ、結局は私たちの精神レベルの問題に帰着するのか~と思いました。

欲の皮のつっぱりきったゴムが、反動でビョ~ンと戻る日が近いと信じ

たいです。「百匹目の猿現象」。

一人ひとりの意識改革が、重要です。